多くのパーティが集っての依頼でした。
10年前のラストミッションと繋がっているクエスト。
帝国の考えていることがよくわからなくてイライラ。
すっかりハマりこんでいますな。
後味が悪い終わりでした。
しかし、どんなときもノーテンキなのがシュシュの売りだからがんばる。
ノーテンキロールしていたつもりなのに
「根暗カワイイ」の称号をもらっちまった過去があるからな!
今度こそは…!
(出発前・お祭り会場にて)
大歓迎と、祝賀のお祭り。
白いリルビットはそわそわしだした。
あっちを見たり、こっちを見たり。
誰かが引きずっていかなければ、はぐれてどこかに行きそうだ。
「大丈夫だよ~ 今はお仕事中、わかってるよ、もぐもぐ」
なにか食べている。
ちっともわかっているように見えないのだが。
それでもなんとか旅は続いた。
「雲…
あんまりいい風も吹いてないね」
空を見上げて、ぽつりと言うのだった。
呼ばれて、にこぱと笑うとぱたぱたと尻尾を振り声の主の元へ。
手に持っていたのはタイヤキで、いくつか入っている紙袋も持っている。
「わー、それもオイシソウ! 交換こしないー?」
間違いなく一番緊張感がないのは、コイツだ。
(戦闘中。なにこれー、と叫んだ)
大量に現れた影に、素っ頓狂な声を出す。
ぱちりぱちりと瞬きをすると、
「影?」
首をかしげた。
「影に攻撃あたるのかなぁ? 光をぴかーって当てて倒せないかなぁ」
相手の特性がわからないまま、とてとてと相手に向かっていく。
(戦闘後、捕虜の尋問タイム)
じー。
取り囲む人々を睨みつけ、気迫漂う相手を前にしても
それに気がついていないかのごとく、シュラーはニコニコと相手を見ている。
ジジに頼まれてあっさりとずんどこ棒(愛用の鈍器)を貸した彼。
手ぶらでなにをしようというのか。
「…ふっふっふーん」
まず。耳を思いっきり見つめる。
次に。他の尋問中の人の邪魔にならないようにしながら、横に接近。
ぷにっ。長い耳をつまんだ。
「やん。おもしろーい」
気が済むまでぷにぷにしてから、最後に息をふーっと吹きかけた。
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