今回の依頼は薬草探しです。
とにかく草関係といったらデスマニア。
郊外もデスマニア。
ちょうど神官枠を募集していたので、参加させていただくことにしました。
すっかり勘がにぶっていて、ロールする掲示板を勘違いしており、
1日やりそこねました(アホ)。
1日目。彼女は毒草を探していた。
2日目。彼女は毒草を探していた。
「……」
最初はみんなが見つけてくれるだろうと楽観視して、
自分の趣味のものを最優先にしていた。
毒草ではなく、体によくないレベルの草ならばそれなりに見つかって、
これは触るとかゆくなるから触っちゃダメ、(むしろ見つけたら頂戴)などと
やっていて、薬草探しは二の次だった。
しかしさすがに2日目はバツが悪くなり、目的のものをメインに探していた。
それでも見つからない。
さて、毒草の収穫はたくさんあった、と言ってみんなに目の仇にされることも
できるけれどそれが吉と出るか凶と出るか……そんなことを考えていた。
とにかく2日間も見つからなかったことで、気まずい雰囲気が流れている気がして
なんともいたたまれない気持ちになっていたものである。
熊に襲われ、戦闘中になってもそれは続いていた。
「死の調べ、彼らを守護せよ」
守護の力があるという呪文を唱えたり、
「死の調べ、安らぎを与えよ」
回復の言葉を唱えたりしていたものの、どことなく集中していないのだった。
こんな状態では、3日目が危ない。
戻った宿で成功するよう祈りをささげる。
さらに、心の迷いを断ち切れるようにも祈ってみた。
そうすれば確かに、すこしは楽になれるから。
それから、いつもどおり毒草を標本にする作業をして、早いうちに眠るのだった。
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