ちょっとヒヤヒヤすることもありますが、第2クールが始まろうとしています。
初冒険はデスマニアになりました。依頼が受理されればですけど。
デスマニアって5文字で長いんで、愛称を考えようと思ったんですが、
デスもマニアもいい言葉ではないんで、しょーがないんでツカサにしました。
なにを隠そう彼女の本名です。
まだまだ未熟者ですが、みなさんよろしくお願いします。
ところで、この世界の通貨、ガネスは1ガネス=1万円だと初めて知りました。
1クリックしていただくだけで5万円手に入るのか!すごいな冒険者。
1クール終了のクエストで、百ガネス単位でばら撒いている人々がいましたが、
NPCが大騒ぎした理由がやっとわかりました。
…ところでGMさん自重してください。(高級酒を開けた件で)
や、面白いから歓迎ですよ?
デスマニアはうずうずしていた。
せっかく冒険者として名乗りをあげたのだから、冒険がしたい。
いや、目的は冒険中に見かけるかもしれない毒草の採集なのだが。
依頼の紙を目にすると、ふぅ、と息をついた。
「競争率高そうよね~」
しかしくじけてもいられない。
さくっとパーティ募集のチラシを作らせてもらうと、掲示板にバンっと貼った。
『物資輸送の依頼を受けたいと思っているの。
どなたか入ってもらえるかしら。
募集枠
前衛:1名
探索:1名
他2名はフリー』
「ま、ライバルに先を越されたら、そのときはそのときよね。
お父様。デスマニアは立派なコレクターになってみせます」
空を仰いで誓うと、酒場の椅子に戻っていった。
席で野菜ジュースを楽しんでいると、ウェイターをがんばっている男性が声をかけてきた。
(あら…?特に私、追加注文していないわよね)
そう思ったが、どうやら目的は違うようだ。
「あら前衛を務めるってことは、戦士さん?…もしかしてドワーフさん?
助かるわー、さ、書いた書いた」
満面の笑みを浮かべてパーティシートを差し出す。
「ふふ…まずは助っ人一人目……」
書いてもらっている間に、にんまりと笑う毒草マニアであった。
「…ウルクさん?」
名乗り出てくれた人物を見て、依頼主はやや不思議そうな顔をした。
ウルクは感情が乏しいと聞いていたからだ。
まるで植物のようだとよく例えられる。そう、専門の植物の…いや、その話は関係ないからやめよう。
「もちろん、大歓迎。
剣を使うの? 頼りにしているわー
回復は任せてもらっても大丈夫大丈夫」
にっこり。やっぱり満面の笑みを浮かべた。
回復する事態にはならないだろうと高をくくっているのだが。
(これで二人目…)
シートに承認サインを入れながら、ニヤケ顔である。
ちょっと伊達眼鏡に気を取られて顔を見つめてしまったが、
「はじめまして」
丁寧に挨拶をもらったので、立ち上がってひらりと礼をする。
緑の髪がさらさらと顔のほうに下がってきたので、それを慌てて後ろにやる。
「盗賊さん? 探索のプロね。ありがとう!
さっそくサインお願いしたいわ」
言いながらパーティシートを両手で差し出してにこにこ。
(三人目…あとひとり!)
胸は期待でいっぱいである。
「ええ、私ですけれど…
え。ええっ!」
同行しても良いかと言われ、驚きを隠せず声を上げてしまう。
(魔法は頼りになる。でも、剣って…大丈夫なのかしら)
さすがに口には出せなかったが、顔には若干不安の色が出たかもしれない。
「ええっと…あ、貴方がよろしければ、サインをお願いしますね」
慣れない敬語に詰まりながら、パーティシートを差し出す。
「……。これで四人。あとはマスター(は眠いとか言ってたわね)…
…でいいのかしら、とにかく、提出するだけ。行ってきます」
スタスタとカウンターへ向かっていった。
「西方…まだそれほど手が入っていない地域ね。これは草も多そうだわ♪
神殿からの依頼だから、神官のわたしが募集してもおかしくないし、ねぇ?」
と、腹に一物置きながら、パーティメンバーを募集したデスマニア。
「はい、これ、パーティシート。よろしくね」
トラクタス氏にひょいと手渡した。
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酒が入る前と入った後の文章のクセが違う…
一人称も統一されてない…
反省点多し、がんばりましょう。
とりあえず一人称は私(わたくし)がいいかな。
あの父親からわたくしはでない気もするが。
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