15回目はエンシエントゴーレムでした。
これで二度と遭遇しないなら、根暗ロールしてもよかったけど
まだわかりませんからねぇ。
16回目は初めての依頼、マミーロード。
シュシュは相変わらずナメているのでした。
「わぁオ。展覧会みたいー!」
罠をいじりながら感嘆の声をあげる。
「昔からある罠の全てが結集している、みたいなー。
やっぱり大切な場所なんだろうね、数はいっぱいあるよ。
ただ、目新しいものは無いかなぁ。
よし、これでおしまい。先に進めるよ」
そう言って、罠をはずし終えた宣言をするやいなや、
先頭を頂戴するとスキップしながら進むのであった。
埃が舞って迷惑だと思われる。
そうこうしているうちに、一行は突き当たりに到着した。
棺が並んでいるのでただの安置所のようだが、
シュラーはわくわくしながらあちこち見てまわった。
「…なんとなく絵文字だから書いてあることがわかるよー。
太陽とかカミサマとかが集中的に書いてあるところがあるんだ。
怪しいよネ~。みんな、仕掛けがないか探すの手伝ってくれる?」
みなで協力したおかげで、わりとあっさりと隠し扉を見つけたとき、
棺からミイラが飛び出した。
「出たー!」
シュラーはいつものようにさっさと逃げる体勢になったが、ぴたりと動きを止めた。
しっぽがぴくぴく動く。
「あそこをああしたらどうなるんだろう?」
そして、ミイラたちのところへトトトと駆けていくと、包帯を引っ張った。
朽ちかけている包帯だが、少々外れてくるくるとミイラは回転する。
「うはははは!おもしろ~!」
そしてご機嫌に包帯をひっぱりまくるのだった。
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